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 このインタビュー記事は、渉外広報委員会の企画で「鯖江YEGメンバーの事業所や取り組みを紹介しよう!」というものです。第一弾は、渉外広報委員会のメンバーでもある加藤佑一君にインタビューしてきました。

左が加藤佑一君
 

 

 加藤佑一君は鯖江市三六町にある「三六酒場まるこめ」のオーナーであり、居酒屋だけでなく神明駅前にある「まるちゃんらーめん」も経営されています。しかし新型コロナウイルスにより、多大な影響を受け厳しい環境の中でも自ら出来ることを行動に移しており、その取り組みや心境などを聞いてきました。

 

 

 

――飲食業界はコロナウイルスの影響がいち早く出た業界でしたが、4月5月はどのようなことをされていましたか?

加藤佑:まず4月1日より店内営業の自粛を自主的に行いました。それはやはりお客様のため、そして従業員のためにもこのまま店内営業をしているわけにはいかないと思ったからです。そこで、元からテイクアウトは少数ながらしていたため、テイクアウトとデリバリーのみの営業にすぐシフトしました。

テイクアウトメニューの一部

 

――テイクアウトやデリバリーに関しては順調でしたか?

加藤佑:元からテイクアウトをしていたので導入に関してはすんなり出来ましたが「告知はどうする」「メニューはどういうものが良いか」「デリバリーもするが時間や料金はどうしようか」など悩むことはたくさんありました。しかし、YEGメンバーの飲食店同士で情報交換したり、YEGメンバーがテイクアウトさばえというサイトを鯖江の飲食店のために作ってくれたり、多くの方がアドバイスをくれたり、いろいろ試行錯誤しながらひたすら走り続けましたね。いろいろ動いていたためメディアにも取り上げていただいたりした中で、運転代行業の方から「デリバリーの部分を事業として協力させてほしい」とお声がけいただいたり、活動している中でいつの間にか形になっていたものもあります。

 

 

――今後の動きはどのようにお考えですか?

加藤佑:やっと店内営業を始めることができましたが今まで通りに戻るわけではないので、お客様と従業員のためにも、次亜塩素酸水導入、ビニールカーテンの設置、席数を減らすなど感染防止対策には力を入れています。その他にも、お店の駐車場前で餃子やしゅうまいなどのドライブスルーをしたり、テイクアウトでのBBQ串焼きセットを売り出したり、新しいことも始めています。いつかは駐車場でビアガーデンをしてみようとか、いろいろアイデアは考えてますね。

 

 

――では最後の質問になりますが、加藤さんにとってのYEGとは?

加藤佑:正直、僕も入ったときは「めんどくさいなぁ」とか思ってましたよ(笑)。でも今回のことがあって、親身になってすぐ協力してくれるメンバーがいたり、不安な中いろいろ相談に乗ってくれたり、助けられた面も多く、入っていて良かったなと改めて思いました。思い返すと、YEG活動で一生懸命していたことって自分の中の糧になることが多かったし、まずは行動すること!を教えられた場所だと思います。
 今年の4月、5月は新しいことを始めるとき「〇〇するためには△△が必要だし、××も気を付けないといけないし…」といろいろ頭の中で考えていましたが、それをあるYEGの先輩に相談したところ「なんでそんなに理想ばっかり考えるの?まずは小さなことでも動いて、始めてからいろいろ付け足していけばいいじゃん。」と言われたことがすごく響きました。その言葉は今の自分に活かされていて、自分を成長させてくれる仲間に出会える可能性のある団体だと思います。

 

――お話いただきありがとうございました。

 

 

 

 大変な状況の中でも明るくインタビューに答えてくれた加藤佑一君。最近大事にしている言葉は「笑う門には福来る。〜 いつも笑い声が溢れる家には、自然に幸運が訪れる。明るく朗らかにいれば幸せがやってくるという。また、悲しいこと・苦しいことがあっても、希望を失わずにいれば幸せがやって来る。」とのことでした。
 三六酒場まるこめとまるちゃんらーめんに溢れる笑顔をまた見に行きたいと思います。今後の取り組みにもぜひご注目ください。

 

 

三六酒場まるこめ
住所:鯖江市三六町1丁目8-13-3
電話番号:0778-42-8436

まるちゃんらーめん
住所:鯖江市神明町1-7-6神明駅横
電話番号:080-3279-7885