基本方針

POLICY

令和6年度基本方針

会長 上出 貴之

鯖江商工会議所青年部会長 森 ちさと

【スローガン】

友と共に

~未来へつなぐみんなの力~

 私は子供の近くで好きなことを仕事にできたらと起業し早10年、母として育児に仕事にと両立することの難しさに行き詰まることもありました。また、女性として経営を継続していくことは家庭環境や経済的なことなど、色々な悩みや苦労があり、なかなか簡単なことではありません。しかし、商工会議所青年部(以下YEG)に入会し、これまで知り合うことがなかった方々とつながることができ、年齢や性別、職業の垣根を越えたフェアな状態で様々な経験をしたことや失敗を恐れず個性と能力を十分に発揮できる場所があるということを先輩の皆様から教えていただきました。また、YEGでは一人の経営者として向き合い活動していくことで、性別などにとらわれず果敢にチャレンジする勇気をもらうことができました。それぞれの立場や状況で様々な悩みを持った仲間がYEGにはたくさんいます。性別など関係なく想いを共有し、悩みを解決に導けるのは我らがYEGではありませんか!
 そこで今年度は、『友と共に~未来へつなぐみんなの力~』をスローガンに掲げ活動してまいります。このスローガンに向かってみんなで力を合わせて未来へつながっていくためにも、我々YEGは様々な状況や立場にも対応できるよう柔軟な考え方を取り入れ、誰もが積極的に参加したくなる活動をしていかなければならないと感じています。
 そのために、今年度の鯖江YEGの活動として、他団体や地域の方、YEGを知らない方々にも地域を支える青年経済団体であると期待されるような活動をし、鯖江の未来を更に明るく、豊かで住みよい郷土となるよう貢献して、つながりを武器に鯖江YEGらしさを前面に出し地域が活性化する事業を行います。また、メンバー同士だけではなく、家族など身近な方にYEG活動に理解と信頼、協力をいただけるような取り組みを行います。YEGに入会していなければ得られない知識を活かし、地域の経済発展を支える事業所や経営者となるため、今まで以上に力を合わせ活動していきます。その中で、メンバー同士交流できるチャンスを増やし、共に支え合い誰一人取り残されない鯖江YEGを目指していきたいと考えています。
 そして、令和6年度は、鯖江YEG創立45周年の節目の年として、OG・OBの方々が築き上げてきた基盤を基に5年後、10年後さらにその先の鯖江YEGの未来への大きな一歩を踏み出せるような周年事業の開催と新たな中期ビジョンの策定を行います。また、第41回福井県商工会議所青年部連合会会員大会も7年ぶりに鯖江YEG主管で行います。前回の鯖江大会では大雪に見舞われ惜しくも中止の決断となりました。その時の悔しさや発揮できなかったエネルギーを今年度の鯖江大会に注ぎ込み、鯖江YEGだからこそできる取り組みで福井県連のメンバーが今以上に結束し未来へとつながる大会にしていきます。
 YEGでは互いの多様性を認め合うことができるからこそ、「仲間」以上に互いに心から信じあえる「友」となることができると確信しています。それは、先輩後輩、男女関係なく、仕事や遊びから学びを得られる仲間以上に公私共に支え合える心強い『心友』となることで、自身の力、みんなの力、そして鯖江YEGの力につながっていきます。自分らしくみんなが活躍できる鯖江YEGを目指し、多くのメンバーと共に生涯の心友になり、新しい1ページを創り出す未来へとつなげていきましょう!!

運営方針

委員会活動ならびに役員会の充実を図る

総会、例会、事業の充実を図る

広報活動を行い認知度を高める

青年経済人としての資質の向上を図る

会員事業所の発展と活性化を図る

地域の活性化を図る

商工会議所や地域行政との連携を図る

全会員が活動しやすい環境づくりを図る

会員同士、他単会と更なる交流を図る

生涯の心友をつくる

事業計画

総務事業の実施

広報事業の実施

政策提言事業の実施

地域活性化事業の実施

交流を深める事業の実施

事業所活性化事業の実施

資質向上事業の実施

鯖江YEG創立45周年記念事業の実施

中期ビジョンの策定

第41回福井県商工会議所青年部連合会会員大会鯖江大会の実施

新入会員の拡大

日本YEG、近畿ブロックYEG、福井県連、他団体との連携・事業の参加、協力

ORGANIZATION

組織体制

組織図

DEPARTMENT

委員会

  • 総務広報委員会

    委員長 内田 真次

     私たち鯖江YEGの活動は、様々な情報発信手段により地域の人々へと発信され、多くの人を巻き込み、地域の活性化を促してきました。これから鯖江YEGが未来に向かい持続可能な組織として存在し続けるためには、親会やOB会を始め、地域の方々との交流、そして地域発展に繋がる自己研鑽を実行し続け、常にその活動を広く発信し、認知を広げ、共感を呼び込み続けることが必要です。今年度、総務広報委員会では、主体性をもった広報を行っていきます。
     総会は、確固たる組織運営を行うために年度の方針を示し、重要事項を決定する鯖江YEGの最高意思決定の場です。私は組織である以上、人で成り立つと考えます。年度方針を示すのも人であり、それに向かって活動するのも我々メンバー一人ひとりであります。魂こもった人の思いがあふれる総会を開催し、前後期の開幕戦と位置付け、それに賛同する同士を一人でも多く集わせ、その思いに対し、議決権を行使することが、自らが鯖江YEGの原動力であるという自覚と責任感の覚醒に繋がると信じ、活動意欲の向上を図っていきます。
     活動の基礎は、例会や委員会に参加する事であると考え、出席を全うすることがすべてと言っても過言ではありません。1年間通じて敬意ある出席を見える化し、鯖江YEGアテンダンス褒賞事業を実施いたします。
     鯖江YEGは、鯖江市を中心に活動している経営者が集う団体です。私たちは世のため人のために経営をしていますが、視点を変えれば、その周りの人たちのおかげで生かされており、その繋がりが、コロナ禍により人と接する機会を制限され、置き去りにされてしまっているように感じます。一経営者として、また一人の人として、お互いを思いやり、叱咤激励できる友をより多く作り、ますますの会の発展に繋げて参ります。

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  • 政策提言委員会

    委員長 岩堀 圭吾

     私は結婚を機に鯖江市民になりました。鯖江市に対する印象は、観光施設や飲食店等が交通網の中に凝縮されたコンパクトで住みやすい町であり、行政も後押しする地場産業やIT技術で世界に挑戦する会社がいくつもある勢いのある町でもあると感じました。
     一方で、それらの魅力にも関わらず、鯖江市の人口はコロナ禍を経てついに減少に転じました。人口の減少は、鯖江市の活性化にブレーキをかける原因となってしまいます。
     このような実情を踏まえると、鯖江市産業界の縮図たる鯖江YEGの役割は、鯖江市が持つ魅力をより多くの人に知ってもらい、世界に誇る私たちのまち鯖江がこれから先もたくさんの人で溢れるまちとなるように、未来へつないでいくことであると考えます。
     ところで、本年度は政策提言委員会にとって6年目です。創設当初は、提言活動の定着化と、行政との関係性の構築がテーマでした。それから徐々に、地域や事業所の活性化等、具体的で鯖江YEGらしい視点を提供していくに至っています。
     そこで、本年度は、下記の3点を意識し実現に向けた取り組みを考えています。
    行政にとっても実行しやすい内容であり、鯖江YEGのメンバーの事業に対して良い影響を与えられるようにする。
    過去の提言内容をアーカイブしてしまうことなく、現状に合わせて活用し、過去のアイデアにも再度スポットライトを当てる。
    鯖江市をより良いまちとして未来へつないでいくために、関係人口を増加させることができるものとする。
     特に、鯖江市行政も注目している観光コンテンツの充実化やDXの推進等も視野に入れ、鯖江ファンを増加させることができる「行政サービス」にフォーカスした政策を提言できるように取り組んで参ります。
     また、鯖江YEGのメンバー同士が生涯の心友をつくるきっかけとなれるように、たくさんのメンバーを巻き込んだ提言活動にして参ります。

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  • 地域活性化委員会

    委員長 天谷 幸太

     私が地域を巻き込んでどうしたら鯖江を盛り上げていくかを考えた結果、たどり着いた答えは「祭り」です。
     私が幼いころの祭りと言えば様々な屋台が道一杯に並び、人がごった返していて楽しかった記憶があり、町内の納涼祭から行政が運営する大きな祭りまで、大小様々な祭りに参加した思い出があります。また、私が当時祭りから感じられたことは、町内の祭りで地域住民が集まって一緒に盛り上がっていくあの情熱、パワーで皆が活気づいていたという記憶があります。
     「祭り」は観光や交流の場として重要な役割を果たしています。地域の祭りを通じて地域住民や遠方からの来訪者が集い、幅広い世代が楽しみながら地域を活性化することができると考えられます。来訪者数が増えるということで地域の飲食店や宿泊施設、地場産品の販売や活性化等にも繋がり地域の経済が刺激される効果があります。また地域の祭りは交流の場でもあり地域住民同士が顔を合わせ、交流し、絆を深める機会を得ることができます。
     そういった役割を持っていた祭りですが、価値観の多様化や高齢化による担い手不足など様々な理由で時代と共に少しずつ盛り上がりが縮小していきました。それと共に、地域の絆も弱くなっていったように感じます。私が当時感じた盛り上がりに満ちていた祭りを開催し、参加した人達に愛着を持ってもらい鯖江のさらなる活性化活動を行っていきます。
     そのため当委員会は地域住民やYEGメンバー達の思い出に残るような例会を行っていき、地元鯖江と繋がりが深い鯖江YEGメンバーの「みんなの力」が一丸となる祭りで鯖江の未来へ繋がる活性化を目指していきます。

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  • 交流委員会

    委員長 小川 智也

     私は鯖江YEGに入会して四年目になり、様々な経験をYEG活動でさせていただきました。YEGの会員でいる醍醐味とは、企業の代表同士が仕事以外でも交流を持つことが出来ることです。新入会員から経験豊富な先輩方が在籍しているYEGで、より深い仲になることでビジネスにも繋がります。本音で語り合うことで友となり、YEGがサードプレイスに感じると私は思います。だからこそ交流委員会の事業は、改めて「交流」について考え、テーマとし活動する必要があります。
    まず新入会員オリエンテーションでは会員が魅力的な団体であることを伝え、そして入会見込み者と交流することでよりYEGの魅力が伝わり、YEGの伝統を引き継いでいく新しい仲間が増える機会にします。
     交流例会では、会員の経歴や年齢、性別など関係なく柔軟な考えで仲間を知る例会にし、仕事・家族・趣味など様々な事を話す事で、普段は知らない仲間の一面を知る事が出来る場をつくります。また仲間同士のYEG活動には家族の支えも大切で、仲間同士の交流だけではなく、家族にYEGの仲間を少しでも知ってもらい共に交流することで、より深い関係性が生まれます。
    納会・卒業式は、一年間の苦楽を振り返り、多くの仲間と語り合うことで深い仲を築くことができ、次年度の活動に繋ぐ大切な事業です。更に入会から卒業まで多くのYEG活動に貢献されてきた先輩方を、YEG活動が思い出となる様に祝う事で、繋がりが続き深い付き合いになっていきます。
     交流委員会の活動を通してYEG会員同士がより深い関係性を築き、多くの交流を経て友から心友となれるような活動を一年間行っていきます。

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  • ビジネス活性化委員会

    委員長 土岐 あす美

     あらゆるシーンでのファースト・インプレッションはビジネスの入り口として重要なことだと思います。私が美容業界で店長を勤めていた時に学んだ、“人に好かれる6つの法則”の中のひとつに、“外見の魅力”がありました。この法則の中で最も重要とされていて、私が特に徹底したひとつです。そのおかげで全店トップの業績も残せ、起業した今も重要な意識ポイントとなっています。
     そこでビジネス活性化委員会では「印象」に焦点を置いていきます。「印象」といっても容姿だけでなく、話し方や仕草などがあります。情報が瞬時に共有される時代だからこそ「印象」がビジネスに大きな影響を与えています。良い印象は集客や採用、人材育成、取引など全てにおいて信頼関係につながり、逆に悪い印象は、信頼を損ないリカバリーが難しくなることもあります。SNSが主となった今、今後のビジネスを担うZ世代は特に承認欲求が高く、コミュニティや美意識に注力し、外見で目標としている人がいたり常に高いレベルを求めている傾向があります。「印象」は現代に合わせた必要なツールです。
     「印象」の重要性を学び実践し、ビジネスチャンスの開拓や長期的な関係の基盤、企業価値の向上につなげてビジネスの活性を図ります。
     1年の活動を通して、鯖江YEGメンバーの「印象」を向上することで今よりも輝き、生涯の心友と共に5年後10年後も成功を築いて未来につながるよう活動していきます!

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  • 周年・会員大会実行委員会

    実行委員長 井波 雅博

     私たち青年経済人は、人と人とのつながりを持つことが大切だと考えています。なぜなら、一人では成しえない事や不安な事があっても、多くの仲間や諸先輩方、親会、行政、地域の方々とのつながりがあったからこそ、自企業を継続できていると思うからです。そして、青年経済人集団の鯖江YEGでは、これまで多くの事業や活動を通して強いつながりを築いてきました。
     今年度、二つの大きな事業を担う委員会として、縦のつながりと横のつながりという考え方をしたいと思います。
    まず、「朋友(ポンヨウ)~友と未来へ~」を創立45周年記念大会テーマに掲げます。創立45周年記念大会を縦軸の中心と考え、この大会に於いて二つの目的を達成したいと思います。一つ目は過去・現在・未来へと時間が過ぎるその中心に大会が存在し、過去に感謝し、今を見つめて、 未来に期待を寄せる大会にします。二つ目に、先輩後輩関係なく一生付き合える友が築けるような大会の開催を目指します。
     次に、「朋友(ポンヨウ)~朋と未来へ~」を第41回福井県商工会議所青年部連合会会員大会テーマに掲げます。会員大会を横軸の中心と置き、一つの目的を達成したいと思います。各所で同じ思いの青年経済人が、福井県の中心地となる鯖江に集結します。そこで、これまでの苦労や現在の取り組み、今後の展望など様々な対話が生まれます。このような対話を通じて、それぞれ個人や事業所の励みとなり、一生付き合える朋が築けるような大会を開催することを目指します。
     この二つの大会を通じて縦軸から、多くの事を共有・共感できる「友」とつながり、横軸から、広く大きく柔軟な発想や気付きを与えてくれる「朋」とつながります。そして、それぞれの目的を達成する過程で異なる「とも」と大きく関わることになります。さすれば、より多くの学びや共有や気付きを得ることにより、「生涯の心友」との出会いがあるのではないでしょうか。この「生涯の心友」の存在が更に私たち青年経済人を成長させると考えます。人が成長すれば、自ずと鯖江YEGも他者に認められ、期待される団体へと飛躍し、素晴らしい未来に向かえると確信しています。

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