方針・体制

POLICY

令和5年度基本方針

会長 上出 貴之

鯖江商工会議所青年部会長 上出 貴之

【スローガン】

共に楽しむYEG

~Go together! Just have fun!!~

 私たちを取り巻く社会は今、新たな時代へと急速に変化する節目に立っております。未だに続く新型コロナウイルスの影響は、私たちの生活や行動を制限し、我々商工会議所青年部(以下、YEG)の根幹でもある交流と研鑚の場も変化を余儀なくされました。しかし、我々鯖江YEGは、地域を支える青年経済人として常に高い志をもち、どんな状況下でも歩みを止めることなく、その時代に沿い柔軟に対応し活動して参りました。これまで活動できたのも、単会活動はもちろん、他単会の会員とも集い繋がり、また先輩方や親会、行政、地域の方たちとの繋がりや交流もあったからではないでしょうか。
この全ての繋がりは、これから先も絶やすことなく、次世代へと繋いでいかなくてはなりません。これまで43年間受け継がれてきた歴史の中、近年では日本YEG第40回全国大会しあわせ福井さばえ大会や、昨年度は日本YEG会長の輩出を含め、日本全国の仲間との繋がりもでき、それが会員一人ひとりの成長、そして鯖江YEGとしても大きく成長し、地域からも期待と信頼される団体へと構築することができました。
そこで、今年度は「共に楽しむYEG~Go together! Just have fun!!~」のスローガンのもと活動していきます。まずは、仲間の大切さや繋がりを再認識し絆を更に深め、青年経済人としての資質向上や自企業の発展、そして地域の活性化の為に活動していきます。これまで先輩方が築いてこられた歴史と伝統を忘れることなく大切にし、地域のリーダーとして次代を見据え行動し、繋がりや出会いを大切にしていきます。
 私は、鯖江YEGに入会して沢山の人と出会い、仲間となり刺激を受けてきました。仲間と共にした12年間で得た様々な経験は、私の人生において大きな財産となり、いつの日からか掛け替えのない存在へと変わっていました。この経験をより多くの会員に伝え、鯖江YEG中期ビジョンとして掲げている、“全てのメンバーのサードプレイスに”の通り、熱意をもち集い繋がり、共に切磋琢磨して活動していけば、地域を支える青年経済人として自企業の発展や地域の活性化の為に貢献できると確信しております。
鯖江YEGの基盤はやはり委員会活動だと考えます。年齢が違えば考え方も違い、職種も多種多様な鯖江YEGだからこそ、色んな角度や考え方から議論が生まれ、一つの目標に向かって進むことで会員の熱量を更に上げていきたいと思います。我々鯖江YEGは、組織の繋がりを武器に、地域を支え広く存在意義をPRし、行政とも連携し鯖江のより良い未来へと共創する関係を更に構築していきたいと考えております。
 会員にとって鯖江YEGが、委員会活動などを通じて強い仲間意識で繋がり、「共に楽しむYEG」を実感できる一年にしていきます。楽しく活動し、仲間との絆も更に深め刺激し合うことで、自己の成長とYEGとしての意識も向上し、それが自企業の発展や地域の活性化にも繋がり、これからも地域にとって必要な団体としてあり続けます。これから先の時代、いかなる困難が待ち構えていようとも、我々は歩みを止めることなく行動し、この鯖江YEGでの活動を楽しみます。会員一人ひとりが力を合わせ、鯖江YEGに所属している意義を見つめ直し、共に活動することで地域を支える青年経済人として更なる成長にも繋げます。積極的に参加し、この仲間と共に楽しみの中にも熱意をもち“全てのメンバーのサードプレイスに”の実現に向け、一年間楽しんで活動していきましょう。

運営方針

委員会活動ならびに役員会の充実を図る

総会、例会、事業の充実を図る

会員同士の繋がりを強め活気に満ちた鯖江YEGを目指す

YEG同士の交流を図る

青年経済人としての資質の向上を図る

会員事業所の発展と活性化を図る

地域の活性化を図る

商工会議所や地域行政との連携を図る

全会員が活動しやすい環境づくりを図る

事業計画

総務事業の実施

地域活性化事業の実施

政策提言事業の実施

資質向上事業の実施

鯖江YEG広報事業の実施

事業所活性化事業の実施

交流を深める事業の実施

新入会員の拡大

日本YEG、近畿ブロックYEG、県連、他団体との連携・事業の参加、協力

ORGANIZATION

組織体制

組織図

DEPARTMENT

委員会

  • 総務委員会

    委員長 加藤 勇一

     近年、私たちを取り巻く環境は、予測できない様々な外部要因により、厳しい状況に置かれています。それでも我々経営者は日々変化する日常の中でその困難に立ち向かっていかなくてはいけません。そのためには私たち鯖江YEGがより強固な繋がりをもち、歩みを止めることなく行動し、活動していくことが重要です。私たちには経験や知識を共有できる仲間がいます。この英知が集えばどんな困難にもひるむことなく立ち向かえます。
     そこで、総務委員会では全てのメンバーが集い繋がる総会・懇親会の場を提供します。英知の結集の場でもある総会では、個々の知識や経験に基づいた意見の集約にふさわしい場として、厳粛なる審議の進行と円滑な運営を行います。懇親会ではメンバー同士、さらには親会、ОB会が共に楽しみ繋がりを築き、より強固なものへと変化し、エンゲージメントを高めていきます。これらの繋がりは今いるメンバー、そして次代を共にするであろうメンバーの困難に立ち向かう力になると考えます。また、年間褒賞事業においては全てのメンバーのYEG活動への参加意欲向上と、鯖江YEGへの帰属意識向上に繋がる事業を継続していきます。
     今年度、総務委員会は連綿と受け継がれる歴史を大切に、全てのメンバーがYEG活動へ参加したくなるように努め、集い繋がる場を提供します。全てのメンバーのサードプレイスを目指し、共に楽しみながら活動していきましょう。

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  • 地域活性化委員会

    委員長 笹木 洋介

     私が鯖江YEGに入会して約1年間の活動で、地域の異業種企業の青年経済人100名以上が在籍する鯖江YEGには、多くの経験から得た力があるということを強く実感しました。
    そこで、当委員会の目標として、地域の人たちに私たちの開催事業を楽しんでもらい、さらに地域活性化のために一丸となって頑張っている私たちの姿を見せて、未来へのさらなる活力にしていただきます。そして、未来の担い手である子供たちや若い人たちに夢や希望を与えていきます。
    その目標を達成するために、今年度は「地域と共に!ONE TEAM!」をテーマに掲げ、他団体ともスクラムを組み、鯖江YEGメンバーと地域の人たちが一体となり地域活性化できる事業を実施します。地域には鯖江YEGと同じように地域を強く愛するいくつもの団体があり、その大きな力を連携させることで、もっと影響力を発揮した地域活性化事業が実現できると考えます。
    目標が達成できたその暁には、地域の人たちに地域を盛り上げ、地域活性化していくことの重要さを知ってもらうことができ、そしてその思いは広く地域に伝播していき、さらなる地域活性化に繋がっていくことでしょう。一人でも多くの人に鯖江YEGのことを知ってもらえるよう尽力し、地域の人たちの地域活動に向けた意欲向上に繋がる事業を企画・運営していきます。

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  • 政策提言委員会

    委員長 石川 雄大

     令和元年度から始まった政策提言は今年で5年目を迎えます。節目となる今年度は、まずは過去に提出した政策提言が現在どのように進んでいるのか、行政にとってどのように映ったのかをヒアリングし、鯖江YEGメンバー全員に知ってもらい、政策提言の意義の再確認とモチベーションアップに繋げたいと思います。
     私事になりますが、今の事業を立ち上げた当初、祖母の介護をしながら仕事をしていました。昼は仕事をして、家に帰ると祖母の介護をするという生活が一年ほど続きました。その中で「自分と同じように仕事と介護の両立で困っている人を少しでも減らしたい」という思いが湧いてきました。
     我々は働き盛りである一方、親や祖父母を支えることが必要になってくる年代でもあります。そこで我々青年経済人が「仕事と介護を両立しやすくする環境作り」に取り組むことによって、より柔軟な働き方が可能になり、離職を防ぎ、これが雇用につながります。介護の問題は決して対岸の火事ではありません。もし家族に要介護者が出なくても、従業員に家族の介護で仕事を休まれる人が出てくるかもしれません。だからこそ今、鯖江YEGが政策提言として取り組むべきだと考えました。
     そこで、鯖江市の企業にアンケートを行い、働いている人の介護で困っている声を集めます。その結果をもとに、鯖江YEGメンバー全員で政策提言を作り上げ、働きやすい環境を鯖江YEGと行政の共創関係により推し進めていきたいと思います。

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  • 鯖江YEG魅力発信委員会

    委員長 関 和宏

     当委員会が本年度に達成したい目標は「魅力あふれる鯖江YEGを発信」することです。「魅力あふれる鯖江YEG」とは「地域に求められ、地域を牽引するリーダーの団体」と定めそれを目指すべく、3つの施策を行います。
    1つめは、地域が求めているリーダーとは、どのようなリーダーなのかを、講師をお招きし学ぶことで、魅力あふれる鯖江YEGメンバーとしての姿を共有し、この変革の時代を切り開く人財へと成長する機会を設けることとします。
    2つめは、地域を牽引するために必要な能力の一つである「伝える力」を学びます。変化の激しい現代で、地域の活力をより成長させる為には、その地域で活躍する人、そして地元企業の魅力を県内外の人に認識していただくことが大切で、その源こそが我々鯖江YEGです。鯖江という地域を彩ってきた歴史や文化、そしてその中で鯖江を支えてきた企業や人を発信することで、地域ブランドに厚みが増し、次なる地域未来の先駆けとなります。メンバー一人ひとりが時代の変化に対応し、人を惹き付けるような伝え方を学び、多くの人に発信できる土台作りを行います。
    3つめに、当委員会が年間を通じて地元鯖江に魅力あふれる鯖江YEGメンバーを広報します。また、鯖江YEGオリエンテーションを開催し、会の魅力を多くの人に知ってもらい、入会の促進を図り、会員拡大にも繋げます。

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  • 事業所活性化委員会

    委員長 川田 貴史

     未曾有の感染症の影響によるリモートワークの増加やテクノロジーの進化により、企業は急速にDX推進を求められています。それに伴い、コミュニケーションの多様化が進み、その重要性も高まっているように感じられます。
    ビジネスが人と人との営みである以上、ビジネスコミュニケーションは重要です。ビジネスコミュニケーションを密に図ることで、互いの知識を吸収、交換し、価値観を共有することができ、それぞれの情報を活かしながら、ビジネスの成果を上げていくことができます。単に情報を共有するだけでなく、認識のずれを修正し、一体感を生み、会社に対する信頼感や愛社精神を高め、結果として収益増大を見込むことができます。
    また、ビジネスコミュニケーションを図る利点として、仕事の精度を高めることができます。正確な意思疎通ができれば、仕事上のミスを減らし、生産性を上げることができます。さらに、風通しがよく、発言しやすい環境ができることで、より創造性の高い意見を得られます。
    今年度の事業所活性化委員会ではビジネスコミュニケーションを見つめ直すことを軸に活動していきます。そしてDX化のメリットを享受してもらうため、新しいツールも学び、自分とは異なる新しい価値観に触れ、事業所の活性化に繋げます。
    「Go together!コミュニケーションを活性化、そしてビジネスの活性化へ!」

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  • 交流委員会

    委員長 宇野 恭子

     交流を調べると“違った系統のものが、互いに行きかい、入りまじること”とあります。それぞれ違った環境で事業をしている人たちが集える、まさに交流とはYEGそのものです。
    鯖江YEGの中期ビジョンとして掲げている“全てのメンバーのサードプレイスに”というスローガンを達成するには、まずは参加し、交流し、たくさんの価値観やメンバーの新たな側面に触れることが第一歩になります。そして、交流を重ねることで自己研鑽に繋がり、また新たな自分に出会えることでしょう。仕事や家庭とは、また違った学びを得られ、公私共に切磋琢磨するメンバーに刺激を受け、新たな景色に出会うこともできます。
    さて、昨今問題になっているコロナ鬱は深刻化しており、人との繋がりが薄く感じることも増えました。そんな時代に必要なのは、自分はここに居ても良いという組織の中での居心地の良さではないでしょうか。居心地の良い人間関係を築くには、まずは一人ひとりが心身共に健康でいることが大切です。それは自分自身を大切にすることでもあり、他者を大切にすることにも繋がります。入会して日の浅い私の名前をすぐ覚えてもらい、知らない土地で事業を始めた私をホッとさせてくれたのはYEGのメンバーでした。幾度も助けてもらい、時には内省することもあり、交流の中でしか味わえない体験をさせていただきました。
    そこで、交流委員会では、今年度スローガンでもある“共に楽しむYEG”をモットーに、メンバーが参加しやすく、健康的に楽しめる活動を企画し、思い出作りの仕掛け人となり、納会、そして卒業式に繋げていきます。一人ひとりがご機嫌でいられる「居心地の良いYEG」を皆で作りましょう。

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