方針・体制

POLICY

令和2年度基本方針

会長 岸本 大紀

鯖江商工会議所青年部会長 岸本 大紀

一期一会

今こそ!
夢につながる未来への一步を

~ 今こそ!夢につながる未来への一步を ~

 私たち、鯖江商工会議所青年部(以下、鯖江YEG)は、創立以来先輩たちから脈々と受け継がれてきた熱い想いを胸に活動してきました。そして、これからも地域を愛する青年経済人として、創意工夫と行動力をもって自企業の発展や地域の活性化に貢献していく必要があります。

 近年、少子高齢化による人口減少や人手不足が一段と深刻さを増し、働き方改革等の政策への対応も中小企業にとって厳しい課題となっています。一方、IoTやAI等の第4次産業革命といわれる技術革新が急速に進み、資金力がある大企業が高付加価値で低価格のサービスや商品を次々と生み出し、変化に対応できない中小企業が淘汰される激動の時代となっています。そんな時代に、様々な環境の変化に適応しながら自企業や地域を発展させていくにはどうすればよいのでしょうか。私は、日頃から交流と研鑽を心がけ、目指すべき方向やあるべき姿「夢」を明確に定め、夢に向かって挑戦し続けていく事こそが重要だと考えます。

 私には、大切にしてきた考え方があります。それは 「一期一会」の精神です。今、起きていることや出逢いを一生に一度のチャンスと捉え、人生にとって意味のあるものにするという前向きな考え方です。私は入会して以来、一期一会の精神を大切にすることで、大勢の志の高い仲間と出逢い、多くの気づきを得ることができました。そして、それらをきっかけにあるべき姿が明確になり、夢につながる未来への一歩を踏み出すことの大切さを学ぶことができました。これこそYEG活動の醍醐味であり、最大のメリットであると思います。未来はただ願っていても良い方向には進みません。一期一会の精神を持って最初の小さな一歩を「今」踏み出すことで、必ずかがやく未来へつながります。

 ただ、一歩を踏み出し新しい事に挑戦することは簡単なことではありません。時には異なる立場や価値観を持つ者同士、思いがぶつかることがあるでしょう。そんな時も一期一会の精神があれば、相手の立場に立って考える思いやりの心を持つことができ、想いを分かり合えることで、どんな問題も解決できると確信しています。困難は大きければ大きいほど乗り越えた時に成長できます。そして、乗り越えた先には乗り越えた者にしか見られない景色があり、その景色を仲間と共に見てみたい。私はそう思います。

 今年度は「一期一会 ~今こそ!夢につながる未来への一步を~」のスローガンのもと、会員が活動しやすい環境を整え、絆を更に深めながら青年経済人の資質向上や鯖江YEGと事業所の発展、そして政策提言や賑わい創出で地域の活性化に貢献します。また、内外に情報発信する広報活動や他単会ならびに他団体との交流にも積極的に取り組んでいきます。そして、YEG活動を通じ、全会員が一期一会の精神のもと変化や失敗を恐れず一歩を踏み出し、夢につながる成長の年になるよう全力で取り組みます。

 さらに、日本商工会議所青年部第40回全国大会しあわせ福井さばえ大会が開催されます。多くの先輩たちがさらなる会員の成長と地域の発展を願い、何年も誘致活動を重ねついに開催できる悲願の大会です。日本の将来を担う約34,000名の青年経済人から、注目され期待される一年になります。そんな歴史的な年に開催地YEGの一員として共に活動できることは、まさに一期一会であり奇跡です。チャンスは人から与えられるものではなく自らの手で掴みにいくものです。自らの力でかがやく未来への転機となる一歩を踏み出す歴史的な年にするために、勇気と情熱をもってYEG活動を共に楽しんでいきましょう!

運営方針

総会、例会、事業、委員会活動ならびに役員会の充実を図る

会員事業所の発展と地域の活性化を図る

青年経済人としての資質の向上を図る

会員同士の関係を深め、活気に満ちた鯖江YEGを目指す

商工会議所や地域行政との連携を図る

OB・OG、他単会ならびに他団体との交流を図る

会員が活動しやすい環境を整える

日本YEG第40回全国大会しあわせ福井さばえ大会を成功させる

事業方針

総務事業の実施

事業所活性化事業の実施

地域活性化(政策提言)事業の実施

地域活性化(地域の賑わい創出)事業の実施

組織活性化事業の実施

渉外広報事業の実施

日本YEG第40回全国大会しあわせ福井さばえ大会に向けた事業の実施

日本YEG、近畿ブロックYEG、福井県連事業への参加、協力

ORGANIZATION

組織体制

組織図

DEPARTMENT

委員会

  • 総務委員会

    委員長 定政裕也

    私は入会以来、YEG活動をあまり積極的に取り組んでいませんでしたが、ある先輩の言葉がきっかけとなり、今では成長の機会にあふれた充実した日々を送っています。このご縁がなければ私は成長の大きなチャンスを失っていました。多くのメンバーがいる鯖江YEGで活動していくことが、これからの自分の成長と会社の発展に大きく影響していくと確信しています。
    鯖江YEGで活動することは様々な成長のチャンスに溢れています。そして、その成長のチャンスは人と人とのつながりから生まれると考えます。
    そこで、当委員会では厳粛かつ円滑に総会の運営を行うのはもちろんのこと、総務委員会として一人でも多くの人と人とをつなげるきっかけとなるような懇親会を企画、運営します。さらに、一人ひとりのYEGに対する意識が上がり、成長への一歩を踏み出せるような褒賞事業を行います。
     今年度の活動が、より深く仲間同士をつなげ、そのつながりがさらなる成長への一歩となり、ひいてはメンバーそれぞれの夢につながるよう全力で活動していきます。

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  • 未来の風R2委員会

    委員長 山岸充

    「行動と責任 ~政策実現と活動の確立~」
    昨年度、鯖江YEGは40周年を機に初めて中期ビジョンという中期的な活動方針を明文化して、その中には「政策提言」が一つの柱として明記されました。また、行政と共創関係をつくり政策を提言するという初めての取り組みを行いました。
     その上で私たちが次に成すべきことは以下の二つです。
    一 初の政策提言内容の前進に向けた行動
     提言は、提言だけで終わっては何の意味もなく、鯖江のより良い未来へは
    繋がりません。本年度、提言が実現(夢)に向けて前進していくための、行政とも連携した具体的な行動(一歩)ができるか、私たちにはその責任が問われます。
    一 政策提言活動の定着と体系化、行政との関係性の確立
      私たちの政策提言活動は、提言を出すことだけでなく未来の風会議(政策を学ぶこと、行政と意見交換すること)など幅広い形があります。これらが今後の鯖江YEGの活動として定着できるよう、メンバーへの浸透、手法の伝達、行政との関係性の確立を図ります。 市民・行政と力を合わせて行動を起こし、鯖江のより良い未来へ向けた責任ある役割を担える鯖江YEGを目指して、初の政策提言後の「今」だからこその一歩を踏み出してまいります。

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  • 渉外広報委員会

    委員長 藤田尚志

    今年度、鯖江YEGは日本商工会議所青年部第40回全国大会しあわせ福井さばえ大会を迎え、県内外から大きく注目される1年間となります。そのために〈渉外〉と〈広報〉は非常に大切な役割を担っています。
     まず〈渉外〉ですが、全国大会PRキャラバンや対外事業で参加者が円滑に活動できる環境を整えます。キャラバンは多くの他単会の方々と交流することができ、これは全国大会の年に与えられた特権です。また、対外事業への参加も自身の見聞を広めるために必要です。それらの交流が自己の成長になり、また自企業の発展に繋がっていくことになるでしょう。人との出会いを大切にし、このチャンスを一生に一度の時間と捉え挑戦すること、それが一期一会だと私は考えます。
     次に〈広報〉ですが、「鯖江YEGってどんな団体なのかな?」と思った場合、多くの方がホームページを見ると思います。ホームページはインターネット上の団体の顔ですので、YEG関係者だけでなく、一般の方や他団体の方にも広く伝わるようにしていきます。そのような見せ方を多くの注目を集める今年度から実行することによって、さらに鯖江YEGが一目置かれるような団体にしていきます。
     続けて大切なのは、SNSやホームページ等による情報の発信です。SNSでは、外部の方に鯖江YEGの活動をより多く見ていただけるように、数多く発信していくと同時に、鯖江YEGメンバーに対しては渉外活動の詳しい内容や一期一会のチャンスを楽しむ雰囲気、さらには得られた経験や学びを発信することで、渉外活動に対する意識向上を図っていきます。また、ホームページでは鯖江YEGの活動内容を分かりやすく見せることで、地域に理解され愛される団体になるように発信していきます。
     鯖江が全国大会の主たる開催地となる、この歴史的な年に「鯖江YEGここにあり!」と外部の多くの人の心に深く残る広報活動と、一期一会を後押しできるような渉外活動を、委員会メンバー一丸となって活動してまいります。

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  • 絆の輪委員会

    委員長 吉田茂

     私は昨年度の鯖江YEG創立40周年記念大会記念式典において、準備期間から本番当日まで、初めてで分からない事や出来ない事などが数多くある中で、式典担当者として沢山の仲間に助けて頂きました。これまでも例会や事業を通して、多くの仲間との絆を感じてきましたが、この時ほど強く絆を感じた事はありません。メンバーそれぞれが一人でも多くの仲間と絆を深めていく事で、困難な事にも勇気をもって挑戦する事が出来ると考えます。
    今年度、全国大会しあわせ福井さばえ大会の主たる開催地であるYEGの一員として携われる事は、一生に一度のチャンスです。メンバー同士絆を深め気持ちを一つにすれば必ず素晴らしい大会に出来るはずです。全国大会だけに限らず、今後の活動を円滑にしさらに組織を活性化させるにはメンバー間の信頼関係の向上が非常に重要です。東京オリンピック・パラリンピックが開催される特別な年度に、大陸を表す五輪をつなげるように、鯖江YEGでも交流を重ね七つの委員会の輪をひとつなぎにする事が、当委員会の使命です。
     そこで当委員会では、交流・研修・会員拡大を通して、メンバー同士の絆の輪を拡げられるよう、一年間活動していきます。鯖江分科会では、全国の仲間に鯖江のしあわせのもとに触れ、魅力を感じて頂けるよう企画・運営していきます。そして会員拡大に関しては、すべてのメンバーで情報を共有しながら進めていける仕組みを作り、実行していきます。
     今年度は鯖江YEGにとって挑戦の年度になりますが、頼れる仲間がいる事を忘れずに前向きに活動していくことで、今以上にメンバー同士の絆が深まり、人の輪が拡がり、さらに素晴らしい組織に成長すると確信しています。一期一会の精神を胸に、鯖江YEGメンバーと夢につながる未来へ共に歩み、力を合わせ、熱く楽しく活動していきます。

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  • 事業所活性化委員会

    委員長 山下大貴

    近年、長時間労働の是正や柔軟な働き方の実現に向けて働き方改革などによる環境の変化により、経営をしていく上での舵取りが重要になってきています。
    めまぐるしいスピードで変化していく時代の中で各事業所が発展していくためには経営者、そして従業員が共に考え、夢に向かって行動していくことが不可欠です。私はその中でも「モチベーションを高めて生産性を向上させる」ことが重大要素の一つだと考えています。モチベーションとはやる気や意欲、動機づけを意味し、それらを持つことで仕事の質や効率が上がり生産性を向上させることが可能になります。その意味でモチベーションと生産性は関係性が深く、私は限られた時間の中で成果を出して発展させていくことが各事業所にとって本当に必要なことだと考えます。
    私たちがどのようにしてモチベーションを高めていくかを学ぶことは会員にとって刺激となり、中期ビジョンの行動指針にもある「ライバル同士、切磋琢磨するYEGに」近づくことができ、ひいては事業所の発展と存続にもつながっていくと信じています。
    そこで当委員会では経営者や従業員のモチベーションを高めて生産性の向上を図ることをテーマに1年間活動していきます。その中で経営者として何を大切にするべきかを学び、実践していくことで今まで以上に事業所が発展していきます。各事業所がより繁栄し発展していくために邁進していきます。

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  • 地域活性化委員会

    委員長 八田亘

    私たち鯖江YEGはこれまでに様々な事業を通して地域活性化に貢献してきました。今まで以上に地域から求められる鯖江YEGになるためには、会員一人ひとりが、地域の賑わいを創出する事業の開催を通して地域活性化に貢献し続けることが重要だと考えます。
     今年で10回目を迎えるさばえ焼き鳥合衆国は鯖江YEGの活動から始まったものです。このように、長期間継続するような事業を開催・運営していくことで地域の賑わいの創出となり、地域活性化の一助になると考えます。さらに、企業同士のつながりがある鯖江YEGだからこそ、連携して複合的な事業を展開することもできます。
    地域活性化にとって大事なことは、地域事業への参加や協力などを通して地域の人とのつながりを持つこと、そして、会員一人ひとりが地域に関心を持ち、地域愛を持つことです。
    地域活性化委員会では、鯖江YEGと地域の人とのつながりが深まり、会員が地域活性化に対する思いを共有できる事業を開催します。そして、長期間継続し、地域から求められる事業になるように努めることで、地域の賑わいを創出し、地域の活性化につながっていくよう活動していきます。

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  • しあわせ福井さばえ委員会

    委員長 広瀬哲也

    かがやく未来に向かって歩んだ1年を経て、いよいよ『令和2年度 日本商工会議所青年部 第40回全国大会 しあわせ福井さばえ大会』を開催する年度となりました。令和元年度より実行委員会を発足し、主管となる福井県商工会議所青年部連合会7単会が力を合わせ開催に向けて準備をしています。
    大会テーマ
    Discover Tomorrow
    ~継ぎ 紡ぎ 繋げる しあわせのもと~

    全国各地のYEGメンバーが、それぞれの地域のしあわせとは何かと改めて考え、幸福度の高い福井のしあわせを感じる大会の中で「私たちの大きな成長や、地域を発展させる可能性など、明日をかがやかせるヒント」を得られるようにと想いを込めています。

    この大会には、私たちと同じ自企業と地域の発展のため活動している多くの仲間が一堂に会します。そのような大会の企画・運営に携われることはまたとない機会であり大きな挑戦です。そこで、当委員会では、過去に全国大会を企画・運営されてきた仲間をお招きして、経験談から開催地の私たちだからこそ得られる大きな成長を考え、目標を持ちながら大会に向かっていけるような事業を行います。また、大会リハーサル後に県内外の多くのメンバーと共に、決起例会を通して更なる一致団結を図ります。この鯖江YEGにとって大きな挑戦を、メンバー全員が協力して精一杯やり抜くことが出来れば、生涯忘れられない思い出と強い絆も得られるはずです。
    東京オリンピック・パラリンピックの開かれる特別な年度に、第40回の節目となる記念大会、そして、主たる開催地さばえの私たち。これも、まさに「一期一会」の一生に一度のチャンスです。だからこそ、しあわせあふれる大会を創り、全国の仲間をお迎えしようではありませんか。目前に迫った全国大会、今こそ意識を高め明日をかがやかせるヒントを掴みにいくときです。夢を描き、共に一歩を踏み出していきましょう。

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