11月20日(金)大分の地にて

 日本商工会議所青年部第38回全国会長研修会　府内おおいた塾が開催されました。

会長研修会とは、全国の会長、来年度の会長予定者、事務局員を主な対象に、青年部とは何かを考え、そして青年部を引っ張っていく為の心得を学び、同期の会長同士の顔合わせを行い、連携を深める場です。

そこで今回、研修会に参加された鯖江YEGの岸本会長にインタビューを行いました。

――会長研修会の概要を教えて下さい。

岸本「会長研修会は、地域経済を担うリーダーとしての資質の向上と意識の高揚を図るとともに、

青年部の直面する課題等について意見交換を行い、次年度単会事業に反映するよう青年部組織の活性化と一層の充実に資することを目的に春と秋の年２回開催されます。

参加対象者は、春は全国４１５単会の会長、秋は会長と次年度会長予定者がメインです。

それに事務局、熱意ある会員が加わり秋は約１０００名のメンバーが集結します。

研修会では、全体研修会、交流会、そして分科会が行われます。

その中で次年度の日本会長の所信表明が行われ、次年度会長が約２０分間、熱く思いを語る場が用意されています。

来年秋は、土浦の地で我らが西村直前会長がR４年度日本YEG会長予定者として、会長所信表明を行います！

是非、鯖江YEGメンバー全員で応援に行きましょう！」

――会長研修会に参加して学んだ事は何か？

岸本「全体研修会では、提言活動の意義や目的、効果や具体的方法を学びました。またウィズコロナアフターコロナを見据えた提言活動のあり方についても考える機会を得ることができました。

分科会では、各単会でのコロナ禍における活動事例を学び、グループワークとして全国の会長と単会運営や地域貢献活動について意見交換をすることで　これからYEGの舵取りをしていく上での多くのヒントを学ぶことができました。

今年はコロナの影響で交流会は中止になり、代わりに夜学という
大分県、豊後府内の 食事文化を学ぶ主旨の食事会となりました。

ここで全国大会と鯖江分科会のPRキャラバンを鯖江メンバーでやってきました。」

――これから会長になる人はどんな人であるべきか？

岸本「難しい質問ですが…

地域のため、会のため、そしてメンバーのために本気で活動する覚悟がある人なら誰でもなれます(笑)。」

――会長研修会で感じた工夫やアイデアは？

岸本「なんと言ってもウィズコロナの時代の大会ということで、今の時代だからできることを全力で取り組む姿勢に関心しました。

特に夜学は、全員フェイスガード着用、名刺交換、テーブル移動禁止で各会場を音声で繋いでの内容でしたが、参加者が楽しみながら地域の食文化をPRする工夫がなされていて関心しました。」

――どの分科会に参加されましたか？

岸本「第２分科会で今年度の現役会長と共に単会運営について学んできました。ちなみに、第１分科会は次年度会長予定者向けの分科会になります。」

――鯖江で会長研修会を開催する場合、どの様な研修会にするべきでしょうか？

岸本「参加者が交流と研鑽を図れるのはもちろんのこと、地域の良さをアピールでき、鯖江のメンバーが楽しめる研修会となればいいと思います。

これは全国大会も全く同じです。

この最大の事業をどうしたら楽しめるか、みんなでこのチャンスにワクワクできるような大会、そして　終わったあとにやってよかったと思える大会になれば最高だと思います！」

――全国の会長、会長予定者を見てどう感じましたか？

岸本「今年は特にコロナ禍での単会運営について悩まれていました。

前向きに活動している単会と完全にストップしている単会がありかなり格差を感じました。

そんな中でも鯖江YEGはメンバー主導で積極的に活動していることに、全国の会長も大変興味を持たれており、いろいろな質問を受け、会長としても大変誇らしく思いました。

また、全国大会への期待が非常に高く、ほとんどの会長が”鯖江必ず行くよ！”とか”期待してるよ”など多くの激励の言葉を頂きました。」

――最後に一言お願いします。

岸本「今回、大分の会長研修会に鯖江YEGメンバーから２７名もの登録を頂きました。

鯖江YEGメンバーの思いのこもったこの数字は必ず全国大会成功への弾みになると確信しています。

本当にありがとうございました。

直前にコロナ感染が急増したこともあり急遽現地PRに行けなくなってしまったメンバーは大変残念でしたが

その思いを背負って現地に行ったメンバーで全力でしっかり全国大会と分科会のPRをしてきました。

全国大会まであと少し、この一期一会のビックイベント。どうせやるなら、鯖江メンバーみんなで楽しみながら準備できればと思いますので、みんなで知恵だして残り全力で頑張っていきましょう！

最後になりましたが、今回のブログを企画して頂いた藤田委員長はじめとする渉外広報委員会の皆様ありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。」

岸本会長、沢山の質問に親切に答えて頂きましてありがとうございました！！

これから全国大会を迎える鯖江YEGですが、会員全員一致団結して全国のYEGメンバーの皆から参加して良かったと言って貰えるような大会になるよう頑張っていきたいと思います。

ありがとうございました！

※編集者追記：大分で行われた会長研修会ですが、徹底したコロナ対策のおかげで2週間経過した今も陽性者は出ておりません。あの設えを見習って鯖江の全国大会も成功できるようにしていきます。