活動ブログ

3月24日、鯖江市役所にて政策提言手交式がありました。
鯖江YEGでは「政策提言委員会」を立ち上げ、昨年度から政策提言を市役所に対し行っております。

 

政策提言とは、我々鯖江YEGメンバーがこの地域を良くするために、ある課題への取り組みやその関連政策、思考、事業実施方法や変化を支持するよう推進し、はたらきかけ、提言活動を行うことです。

 

令和2年度政策提言委員会「未来の風R2委員会」では、10月に市役所職員の方々とZoomを使いオンラインにて、市役所や市民の方がどのようなことを求めているのか、我々YEGメンバーは事業所の代表、そして一市民としてどのようなことを考えているのか、を意見交換し合う例会を行いました。

 

そのとき出た意見をベースに、毎月の政策提言委員会にて委員会メンバーがよりブラッシュアップし、ときにはオンラインでのオープン委員会やアンケートにて鯖江YEGメンバー全員から意見を募り、作り上げることができました。

 

 

今年度は「” さばえのらしさ”でいっぱいの屋内施設の提案」というテーマで政策提言をさせていただきました。

まずは鯖江市の課題として、子育て世代の家族は、核家族が人口の56%と半分を占め、母親が親の育児の手助けを受けづらい状況にあり、育児や家事の負担が増加する傾向にあります。

アンケートの傾向としても、雨の多い福井県では「屋内の遊び場が欲しい」という意見も多く、鯖江市民には子供たちが楽しく快適に遊べて、さらに母親同士の交流や育児への負担軽減のコンテンツを盛り込んだ屋内の施設を作ることで鯖江市がより快適に育児や家事のできる街になると考えました。

 

 

施設を作るためにガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税としても使える自治体のクラウドファンディング)を使い資金調達をし、施設内に鯖江版キッザニアのように伝統産業に触れながら遊べるものや、返礼品として家族で使える漆器や眼鏡を送ってはどうかと提言させていただきました。

 

鯖江YEGOBでもある佐々木勝久市長との政策提言手交式は、笑顔あふれる和やかなものとなり、市役所側の提言に対しての意見も直接聞くことができ、非常に有意義なものとなりました。

令和3年度も政策提言委員会が中心となって、市役所への政策提言を行います。

私たちが住む鯖江市がより良いまちになるように、鯖江YEGは活動してまいります。