方針・体制

POLICY

令和7年度基本方針

齋藤健太

鯖江商工会議所青年部会長 齋藤 健太

【スローガン】

No Challenge,No Fun!

~挑戦のその先に… ~

 私は鯖江商工会議所青年部(以下、YEG)に入会し、13年の年月の中で多くの役職を経験させて頂きました。鯖江YEGにただ所属しているだけではなく積極的に行動し、より多くの方々に出会い、交流することが出来ました。鯖江YEGで繋がった方々からの考えや行動を知ることは、自分の人生にとってとても大きな影響を与えてくれました。そんな方々と仕事でもプライベートでも仲良くさせてもらい、飲みニケーションの場も大切にしてきました。その結果、より深い関係を築き、困ったことがあれば一緒に考えてくれる心友が出来ました。また単会においては、ここ数年は全国大会や日本YEG会長の輩出、創立45周年記念大会といろいろな大きな事業を行ってきました。このような経験をする過程では事業に対して様々な考えがあり、共感することもぶつかることもありましたが、よりお互いを知り、より強い繋がりが出来てきたのだと思います。令和7年度は私の大好きな諸先輩方が作ってきたこのような鯖江YEGの良いところを継ぎ、紡ぎ、繋いでいき、全会員が笑顔で活動できる1年にしていきます。
 私は「YEGは失敗してなんぼ。仕事で失敗は出来ないけど、YEGは失敗を経験し、自分が成長をする場だ」という諸先輩方の言葉を胸に『No Challenge,No Fun!』をスローガンに掲げ令和7年度の事業を行っていきます。
 トップダウンは企業経営としてよくありますが、YEG活動においてはボトムアップの組織構造と考えます。会員あってのYEGであり、会員の為になり、参加したいと思ってもらえる会員ファーストの事業を行います。各委員会においては事業に対して、失敗を恐れず思いっきり挑戦してもらい、過去の経験や意見を伝えながら、よりよい事業となるようにしっかりとフォローする組織にしていきます。事業を企画・運営するにあたり、過程での経験したことを、そこから先のYEG活動や自企業、自分に活かしていくことが大切です。それをみんなで共有し、さらに上を目指して楽しく進んでいく。そうすれば自ずと令和7年度から新たに掲げた中期ビジョン「共に築く未来 愛と夢に溢れるYEG」の実現に繋がるのではないでしょうか。
 全会員が共に楽しみながらも切磋琢磨し、先見の明をもって次代を先導するような活動をし、共に成長していくことで事業所を活性化し、また会員同士が共存共栄し、夢の実現へ向けていきます。地域活動においては鯖江がさらに良くなるための考えを行動に移すことも大変重要になってきます。私たちが地域の活性化のために積極的に活動することで、地域から必要とされる鯖江YEGとなり、愛し愛される団体になると確信しています。
 YEGに若い青年経済人が入会し、組織の中核で積極的な活動をすることで、組織が常に活性化し続けます。そのためには、まず会員の拡大が重要となります。仕事やプライベートな場での出会いを一期一会として、拡大に繋げていきます。また、事業に対して積極的に参加しようとする意識を持ってもらうことも大切だと考えます。それもまた組織の活性化に繋がり、全会員に意識が浸透することにより、今後も地域の発展を担える団体であり続けるはずです。
 令和7年度は、今までのもう一歩先へ進むような挑戦をし、鯖江YEGでの活動が「楽しい」と全会員に感じてもらえるような1年にしていきます。積極的に参加すれば会員同士の繋がりも深まり、お互いに刺激しあっていくことができます。青年経済人として更なる成長をしていくことで、事業所の発展にも繋がります。そして、全会員の事業所が発展すれば、自ずと我が地域・鯖江が活性化することでしょう。それは未来への架け橋となり、自企業も鯖江YEGも地域から必要とされ、愛し愛されるようになります。この目標に向けての礎となるように全会員で活動し、楽しんでいきましょう!

運営方針

委員会活動ならびに役員会の充実を図る

総会、例会、事業の充実を図る

広報活動を行い、鯖江YEGの認知度を高める

商工会議所や地域行政との連携を図る

会員同士のつながりを強め、活気に満ちた鯖江YEGを目指す

会員事業所の発展と活性化を図る

YEG組織の活性化を図るために、会員の拡大を目指す

地域の活性化を図る

全会員が活動しやすい環境づくりを図る

事業計画

総務事業の実施

鯖江YEG広報事業の実施

政策提言事業の実施

事業所活性化事業の実施

交流を深める事業の実施

組織活性化事業の実施

会員の拡大につながる事業の実施

地域活性化事業の実施

商工会議所や地域行政の事業への参加、協力

日本YEG、近畿ブロックYEG、県連の事業の参加、協力

他団体との連携・事業の参加、協力

ORGANIZATION

組織体制

組織図

DEPARTMENT

委員会

  • 総務委員会

    委員長 堀 祐樹

     令和7年度は、鯖江YEGが50年目に向かう、次の未来への一歩目となる大変重要な位置づけだと考えます。その一歩を踏みだすためには、会員一人一人の参加意欲を高め、全会員で組織の未来を創造し、そのイメージを共有していく必要があります。それらを最大限に共有できる場こそが総会であると考えています。総会は、組織として年度の初め及び半ばに全会員の意識を統一する最も重要な機関です。まずは総会にフォーカスし、また総会後の懇親会への積極的な参加を促すことで、参加意欲の向上とメンバー同士の「出会い」を創出していきます。そして、この出会いがのちに帰属意識に繋がっていくと考えています。
     総務の役割は、最高意思決定の場でもある総会の審議が、厳粛にかつ円滑に執り行われるよう運営していくことにあります。そして、全ての会員が集結できるような懇親会を目標に掲げて立案・企画・運営を行います。また会員間だけにとどまらず、親会やOB会との親睦を深め意見交換を行うことで、鯖江YEGの歴史に触れる時間となり、過去の事業・実績・功績の過程を挑戦の火種としていきます。そうすることで参加意欲に自主性が生まれてくると考えます。
     また、鯖江YEGとしての未来を創りあげるためには、新たなことに果敢に挑戦していかなければなりません。年間を通じこれまでよりも一歩先に進んだ行動を称え、その委員会への敬意を表したMCC褒賞事業を行います。(Most Challenging Committee)
     令和7年度の総務委員会は、未来という物語の始まりとして、「出会い」を起点に歩み出します。過去を尊重し『いままでの総務』から一歩踏み出し、自らが考え、能動的に行動する『これからの総務』を目指します。未来への新たな1ページを創るべく、委員会メンバー同士、さらには委員会同士が相互にフォローアップできる組織づくりに取り組み、各自が挑戦心を抱き、困難に直面しても失敗を恐れずに立ち向かい、共に成長できる一年にしていきます。

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  • 政策提言委員会

    委員長 福岡 幸太

     近年、人手不足が問題視されています。私の勤めている会社でも新しい働き手が入らず、人手不足問題を痛感しています。
    その問題を表す指標の一つとして、福井県全体の有効求人倍率が2倍前後で推移していることからも、すでに人手が足りていないことが大きな問題となっています。これは鯖江市においても同様で、産業の発展にとっても大きな問題となっています。この問題は、単に労働力として人手を確保すれば短期的な解決にはなるかもしれませんが、本質的な解決にはなりません。持続可能な産業の発展のためには、鯖江の未来を担えるような地元での活躍が見込める「人材」が必要です。
     このような状況を踏まえ、今年度は、鯖江で長期活躍ができる人材確保のきっかけを模索し、より多く鯖江市に優れた人材が集まるような政策を提言したいと考えています。人材といっても様々な人が対象となりますが、「若い人材」特に学生は、これから新卒者として就職することで、長期的に活躍できる人材になり得ます。一方、鯖江市には、国内外に活躍の場が広がり、大きなやりがいを得ることができる事業所がたくさんあります。そのような事業所でどんどん活躍できるのが鯖江市であるということを、県内外の多くの学生に知ってもらいたいと思っています。
     そこで鯖江市には、鯖江で働くことの魅力を伝える手段や枠組みを作ってもらうことを提言の柱とします。特に、多数の学生に情報を伝達できるデジタルの力と、対面によってきめ細やかに情報を伝達できるアナログの力の両面を生かしつつ、前年度に提言した内容を活かすことも考えた政策を提言できるよう活動していきます。
     この問題は、一筋縄では解決しない難題ですが、私たち青年経済人にとって目を逸らすことのできない課題であります。この難題を解決していくことを挑戦と捉えており、この問題が解決できれば、鯖江YEGと鯖江市にとってより良い未来の実現になると考えております。

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  • 交流委員会

    委員長 大友 賢一

     交流には心を繋げる目的があると考えます。私は、数年前の結婚を機に鯖江市民となり、自企業の発展や相談できる仲間と繋がりたいと考えている時期に友人から鯖江YEGを紹介され入会しました。これまでのYEGでの活動を通して感じた事は、鯖江YEGメンバー同士の強い繋がりです。特に創立45周年記念大会の太鼓の演奏に携った際には、コミュニケーションの取り方や関わり方、そして一人ひとりが自身の役割や責任を全うしている姿に強い心の繋がりと愛を感じました。
     繋がりを深めていくために大切なのは、例会や委員会への積極的な参加です。人柄を知り、信頼や共感を深めていく以前に、まず参加しなければ相手とのコミュニケーションは取れません。参加したうえで共に活動し、時間を共有していくことで自然と繋がりや絆ができていくと考えます。  当委員会では例会や委員会への出席率向上に寄与する活動や促しによる「過程」、共に活動し絆を創り上げていく「共創」。これら2つを軸に置き、交流例会の企画・運営を行います。過程と共創により、今まで以上の出席率になれば、おのずと鯖江YEGに強い連帯感が生まれると確信しています。また、年度最後の納会・卒業式では鯖江YEGの絆を紡いでくれた先輩方にとって、思い出に残り、卒業されても交流の続く関係になれる「交流と感謝を深める」納会・卒業式例会の企画・運営を行います。
     人との出会いは宝、経験は財産です。鯖江YEGのメンバーそれぞれが今年度の活動を通じて交流を深め、強い絆や愛ができれば、お互いを刺激し相互研鑽でき、それが自然と楽しいYEG活動に繋がり、共に愛と夢を築いていくYEGとなるのではないでしょうか。YEG活動がただの集まりではなく居場所だと感じてもらえるように、何事にも失敗を恐れず挑戦し、その先に心で繋がり、関わり愛のある思い出に残るようなYEG活動を目指します!

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  • 事業所活性化委員会

    委員長 伊部 友之

     慢性的な人材不足が進む中、次世代を担う人材の育成は、地域の持続可能な発展において欠かせない課題です。また、私たち企業経営者自身も未来を見据えた行動が求められています。若者が企業に求めるものは多様化しており、収入や安定だけでなく、社内の雰囲気のよさやワークライフバランスが重要視されています。企業がこれらのニーズにどのように応えるかは、持続的な成長を実現する上での大きな課題となっています。
     我々が持続的に成長していくためには、若者の意見を聴き、企業に何を求めているのかを把握する必要があります。また次世代を担う人材の育成も我々の使命と考えます。主体性を持った若者がやがて地域社会の宝となり、企業の即戦力として活躍する存在となっていきます。そして我々も選ばれる企業になるために、企業の在り方を考える必要があります。若者の意見を取り入れた職場環境の改善や作業効率の向上、労働時間の短縮などの改革が安定した雇用へと繋がります。この改革が現従業員のモチベーションも向上させ、長期の雇用促進になり企業の持続的な成長を可能にしていきます。
     委員会活動や例会を通じて、鯖江YEGメンバーの事業所が魅力的な職場となり、将来に向けて若者に選ばれる企業になるよう後押しします。そして主体性を持った若者たちと鯖江YEGメンバーが、共に成長できるよう尽力いたします。

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  • 友情コンボ委員会

    委員長 土田 光

     我々が所属する鯖江YEGには、たくさんの経営者の仲間がいます。会員同士が意見をぶつけあい、同じ時間を共に過ごすことによって、あつい友情が生まれます。この友情を築いた仲間からは様々な考えや経験を学び成長することができ、どんな困難や壁も乗り越えられるでしょう。しかし、ここ数年で鯖江YEGは会員数の減少が続き、現会員の年齢を考慮すると、将来的にはYEG活動の規模縮小は余儀なくされ、組織の持続可能性が危ぶまれています。
     この状況を打開するため、当委員会が一丁目一番地で取り組むことは「会員拡大」です。鯖江市には約3500の事業所・経営者が存在しますが、鯖江YEGに入会しているのはそのうちの約3%に過ぎません。つまり、会員拡大の大きな可能性が残されています。そこで、当委員会は鯖江YEGの全会員を巻き込み、未入会の青年経済人に向けた魅力溢れるYEG説明会を例会として行います。現役会員と対外参加者が楽しく交流し、鯖江YEGの魅力を感じてもらう事によって、対外参加者に対しては、入会意欲の向上を目的に、新入会員に対しては今後の活動意欲が向上することを目的に企画します。また、入会した新入会員の離脱を防ぐために、スポンサーと協力し、しっかりと一人ひとりを支えます。
     今年度の友情コンボ委員会の挑戦は、多くの新入会員の獲得と、1年後も新入会員がより活動を継続できる環境を整えて次年度にも繋げることです。10年後、20年後も地域の発展を担う持続可能な組織であり続けるため、委員会一丸となって取り組んでいきます。

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  • 地域未来創造委員会

    委員長 向瀬 寛幸

     私は人生の半分以上を鯖江市で過ごしてきました。田舎から出てきた私は、鯖江市の街並みや活気に魅了され、この街が好きになりました。しかし、最近では人の往来が減り、状況が変わりつつあります。
     現在北陸新幹線が開業し、隣の越前市や福井市には停車駅ができ再開発が進む一方、停車駅のない鯖江市での活性化が課題となっています。このままでは活気が失われ、未来に対する明るいイメージがもてなくなってしまいます。今こそ、我々鯖江YEGが先見の明をもち、強みである”団結力”と”行動力”を発揮し、未来を自ら創っていく力が必要です。
     5月には、「さばえつつじまつり」が開催されます。このイベントは毎年20万人が訪れる大きなイベントになっています。我々鯖江YEGも毎年この祭りに企画参加させていただいており、今年度は、異なる文化を持った人々が交流を通じて、共に地域のイベントを盛り上げる企画を行います。そこから地域の活性化を多様化させ、活気あふれるまちづくりに繋げます。
     10月例会では、5月例会での出会いを活かし、地域全体に交流の輪が広がっていくよう、異なった考えを持っている人同士の感性と価値観の理解を深める企画を行います。
    今年度、地域未来創造委員会では、地域の人々と共に、異なった文化に触れる機会を提供し、鯖江の未来を切り開く力を共に身につけていくことを目指します。その過程で培った多様な感性と価値観を活かした活気溢れる鯖江の実現に向けて挑戦してまいります。

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